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レイプされたら?

独りで苦しまない

とっくに処女を失っていたとしても、無理やりに犯されるというのは激しい恐怖と苦痛と喪失感に襲われます。何日も部屋に閉じこもって外に出られなくなるかもしれません。最も親切な男性にさえ近づけなくなるかもしれません。もう失われたものは戻らないと感じるでしょう。死にたくなるかもしれません。愛する人に見捨てられると恐れたり、もう普通に恋愛や結婚はできないと思うかもしれません。苦しむのは当然です。しかし、どうか落胆し続けないでください。落胆は退けるべきものです。たとえあなたが油断して罠に陥ったのだとしても、あまり自分を責めないでください。失望や絶望に陥る必要はありません。どうぞ母親や友人に打ち明けてください。もしかしたらバカと言われるかもしれませんが、それはあなたを大切に思っているからです。

病院へ行く

放っておいたら妊娠の可能性があります。望まない子どもを生み育てるのは更に苦痛なはずです。性病に感染した可能性もあります。まずはお風呂場へ行き自分で洗浄できます。後のDNA鑑定用にティッシュにでも少し吸わせておいた方がいいのかもしれませんが、その辺り私は知りません。とにかく洗いましょう。病院へ行き、24時間以内に薬の処方を受けて、服用してください。妊娠の95%は防げるようです。過ぎていても数日ならまだ高い確率で防げるようです。

訴える

多くの女性にとって、このような出来事は口にもしたくない、忘れてしまいたい出来事です。泣き寝入りしてしまう女性がいったいどれだけ大勢いることでしょう。しかしどうか、勇気を持って訴えを起こして頂きたいと思います。
人を殺せば、死体という大きな証拠と、周りからの非難と、重い刑罰が待っています。ですから普通の人は人を殺す事を恐れます。
一方、強姦の場合、証拠は被害を受けた女性自身からしかあがりません。事件が明るみに出たとき、犯罪者はもちろん非難されますが、あなたは恥を受ける事を恐れるでしょう。ですから告訴されない場合が多いのです。しかし、強姦しても何の罰も受けない世の中であれば、男性は女性に強姦する事を恐れるでしょうか?
あなたが黙っているということは、そのようなひどい性犯罪を容認することにさえなります。その人はまたどこかで誰かに同じ苦しみを与えるかもしれません。どうか勇気を持って110番してください。警察署で話すときは女性の警察官を依頼できます。犯罪の性質上被害者本人からしか訴えを起こせません。また、女性の気持ちを考慮して、時効は撤廃されています。

他のセックスとは違う

他のページには、貞操を守らない女性に向けての警告が書かれています。しかし、レイプなら、それをあなた自身にあてはめるのは間違いです。
新約聖書にはこんな言葉が載っています。『口から入るものが人を汚すのではなく、口から出るものが人を汚すのである。』禁じられたものを食べても、それはお腹を通って出て行きますが、口から出る悪い言葉や行いはその人の心にあるものだから悪いということです。
同じように、セックスを強要されたからといって、あなた自身の心が汚れるわけではありません。心に深い傷を受けることは確かですが、あなたは自分をふしだらな人間のように考えるべきではありません。あなたには素晴らしい男性に愛され、傷を癒される資格があります。あなたの夫となる人はあなたの身に起きた事を悲しむかもしれません、あなたは申し訳なく感じるでしょう。しかし、自ら望んでセックスを重ねてきた女性とは根本的に違います。その女性達は自分自身の心や生き方に問題があります。しかしあなたは夫に愛される時、純粋に幸せを感じ、完全な愛を受けることができます。

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