避妊していればやってもいいんじゃないの?
逆です
本来、避妊が必要となるようなSEXはしなければいいのです。そうすれば望まない子供ができることも、エイズやその他の性病が蔓延(まんえん)することもありません。ただ、どうしてもあなたがするというなら、最低限避妊はしなさいということです。
何度も他のページで述べているように、夫婦以外でセックスをするべきではありません、保健の授業では避妊の大切さだけを教え、テレビの金八先生ですら「やるときは避妊が大切だ」としか言いません。それを避妊していればやってもいいとは受け取らないでください。国ではエイズなどが若年層にも広がっていることだけを懸念して、コンドームの使用を推奨しているだけです。セックスそのものは道徳の問題だとして、政府は関わらないようにしています。これが「コンドームをつけてやりなさい」というような間違ったメッセージになってしまっているのです。日本のように宗教もなく、法律も、親も守ってくれない国に生まれたあなた方は、道徳的な面では不幸というほかありません。教わったかどうかに関わらず、不道徳な行動はあなたや周囲の人を苦しめることになるからです。何の対策もしないで妊娠してしまうよりははるかい良いですが、避妊しても良くないことに違いはありません。
欲望のはけ口
避妊をするということは、子供ができては困る関係、言い換えれば無責任な間柄ということです。結婚の約束をしているとか、子供ができたらきちんと結婚するなんて寝ぼけた事を言ってはいけません。それなら今すぐ親に電話して結婚の手続きを進めたら良いでしょう。言い訳は要りません、別々に生活できるのなら一緒にだって生計は成り立ちます。
どうして結婚まで待てないのか、どうして子どもが欲しくないのにセックスするのか、それは欲望を満たすためです。
セックスをすることで、愛を感じるとか、関係が深まるとか、充実すると言う人もいます。たしかにセックスには二人を結びつける効果があります。しかし結婚しないのであれば、それは自分の一時の欲求を満たしているだけで、相手を利用しているのです。無責任なセックスと愛は、正反対のものです。あなたが女性なら「結婚までセックスは控えたい」と言ってみると良いでしょう。それで本当に結婚まで守り合えるなら、真実の愛があるに違いありません。セックスをしていた時よりも深い信頼と尊敬によって結び合い、心から結婚したいと望むことができるでしょう。しかし、我慢できないか、それで結局別れてしまうのであれば、やはり欲望のために共存している関係ということです。結婚したってそのうち不倫するかもしれませんよ。
動物
二人の出会いは純粋に愛し合うことで始まったかもしれません。素晴らしいことです。そのまま愛を深めて、結婚、出産、子育て、老後へと、二人で歩んでいくことができたら、どれほど幸せでしょう。
ところが、いつの間にか肉体関係ができ、無責任なセックスを続けていると、段々とその愛はどこかへ行ってしまいます。意識していなくとも、それは心のバランスを崩します。
あるときふと感じるかもしれません。始めは尊敬の念を持って見ていた相手が、獣かただの動物に思えてきます。愛より肉欲が勝ったためです。
「肉便器」という言葉を知っていますか?女性を蔑む(さげすむ)言葉です。男性は便器に向かって射精し、性欲を満たすことがあります。女性を動物どころか便器に例えています。初めは愛の現れだと信じていたかもしれませんが、無責任で、欲望に準ずるセックスを続けていると、段々と相手が動物や便器に見えてしまうのです。相手だけでなく、自分自身のことも「堕落(だらく)している」と感じるようになり、二人の関係が辛くなります。
避妊していても同じです。