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出来ちゃった婚の落とし穴

できちゃった婚

できちゃった婚とは、いずれ結婚しようと思うがすぐしようとは思わない、結婚しようか迷っている、または結婚する気のなかった2人が、子供ができたことをきっかけに結婚するというものです。初めに言っておきますが、子供ができたなら男性は責任を取ってきちんと結婚し、子供を育てるべきです。中絶させたり、女性に責任を押し付けて去っていく男は人間として最低です。学生だろうと何だろうと、言い訳は通用しません。子どもを作る行為をしたのは自分です。

決意

子どもを育てる上で最良の環境は、愛と信頼によって固く結ばれた両親から、深い愛情と関心とあらゆる支えと導きを得られる家庭です。ケンカの絶えない夫婦、コミュニケーションに問題のある夫婦の下では、大抵人間関係や生活に問題が生じます。
できちゃった婚に欠けることが多いのは、どんなことがあっても一生愛し続け、支え合おうとする決意です。子供ができたことで決意できる場合もありますが、では子供ができなかったらどうしていたのでしょうか。何らかの理由で結婚に踏み切れていなかったわけですから、生命を重んじる精神はあるものの、相手を生涯の伴侶として選ぶには今一歩のところがあったか、自活できる状態でなかったか、もしくは結婚自体の意識が低かったはずです。要するに、結婚に関して未熟な2人が子どもを作ってしまうわけですから、はたから見れば子どもが子どもを抱いているようなものです。きちんと結婚するのですからうるさく言って悩ますつもりはありませんが、何かごまかした部分があるなら解決しておく必要があります。

離婚

できちゃった婚をするということは、性的にルーズです。正義やモラルを守るよりも楽しみを優先する傾向があります。家庭を築くというのは楽しいことばかりではありません。努力と忍耐と犠牲と引き換えに、大きな幸せに至ります。成り行きで結婚すると、離婚の可能性が高くなります。

男性が恋人が居ながらなかなか結婚しない理由として、結婚に縛られたくない、仕事や趣味など優先したいことがある、または本気で付き合っていないなどがあります。特に女性の過去に男性経験があると、男性は彼女として付き合いはするものの、結婚の決意はなかなかできません。好きか、都合が良くて一緒に居るわけですが、一生大切にしようと思えないわけです。子供ができたことで、この際だから結婚しよう!と勢い付きますが、その後トラブルが起きると、すぐに愛情が冷めて夫婦仲が壊滅的になることがあります。
きちんと結婚せずに子供を作ってしまう男性は社会人としても非常に未熟です。会社ではあまり重要な仕事を任せたくないタイプです。責任能力や計画性、社会性に問題があると判断されます。親がたくさんの犠牲を払って育てた大切な娘を抱いて、まだ親の下にあるうちに種をつけてしまうのですから、尊敬すべき両親にもこの上なく失礼なことです。女性の両親には頭が上がらないでしょう。
女性は大抵受身で、子供もできたし、ようやく結婚することにもなって、恥ずかしいけど良かったくらいに思います。幸せに暮らしている夫婦もありますが、リスクはあります。
何にせよ、結婚したなら精一杯愛し合ってください。しかし、初めからできちゃった婚を念頭に入れて付き合っているのならすぐにやめて下さい。どんなに「結婚しよう」と言われていても、いざ出来た時に結婚に行きつかないことがあります。できちゃった止まりの関係も少なくありません。苦労するのはあなたです。

望まれない子供

全ての子どもは、愛されることを必要としています。愛されることで自信を持ち、希望を持ち、成長し、愛することを覚えます。 子どもは愛されているかどうかに敏感です。赤ん坊でさえ、無表情な顔で見続けると、変調を来たします。
子どもは、自分ができちゃった婚の子だと知ると傷つきます。誰がどう言おうと、望まれずに生まれたこと、結局自分が「できちゃった」人間であると感じ、自信を失い、希望や精気を失い、心を閉ざしたり、乱暴になることがあります。欲望の営みのついでにできてしまった存在だと考えるのです。
自分だけ他の兄弟と何年も離れて生まれただけでも、自分はうっかりできてしまった子供だと感じて自暴自棄になることがあるのですから、できちゃった婚はなおさらです。子どもはキャラメルのおまけではありません。しっかり責任の取れる環境を整えて作ってください。
また、子どもは非常に正義感の強いものです。両親の出会いがナンパだったと知って卑屈になった子どもの例があります。そして、両親が結婚もしないうちからさんざんセックスしていたと知ったとき、子どもの性や結婚、生命に対する意識は暗くなります。親にはどうにも出来ないくらい、自堕落な生活に陥ってしまうことがあります。

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